考古学に携わる日々を綴るブログ


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大きな目小さな目

先日の歴史地理学会例会でお会いした九州東海大学の先生から、

D-SEIT CD-ROM Ver3.0
(リモートセンシング教育・普及用CD-ROM)
D-SEIT:Department of Space and Earth Information Technology
企画・製作:九州東海大学 工学部 宇宙地球情報工学科(D-SEIT)

をいただきました。

以前から、リモートセンシングを少しずつ勉強しようと思っていたので、
とても良い資料を得ることができ、すごくありがたいっす。

内容は、日本列島各地のモザイク衛星画像と
リモートセンシングのしくみの解析画像の解説です。

やらねば。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから、非破壊年輪年代測定について。
だいぶ前のことになるのだけれど、ちょっと感動したので記します。

木の年代を測る方法として、年輪年代測定法ってのがあります。
なかでも有名なのは、木の切り株の表面に見えるような年輪の幅を測る方法。
この方法だと年輪の表面がむき出しになっていなければ、
正確には計測しにくい、ということが弱点でした。
たとえば、木彫像などの木造文化財には上記の方法は使えませんよね。
そこで、非破壊年輪年代測定法が望まれてきました。

僕が初めてそれを知ったのは、奈良にある奈良文化財研究所でした。

マイクロフォーカスX線CT装置というのを用いて、
木彫像や漆器、建築材を加工せずに、すなわち非破壊で年輪幅を計測するものでした。

ただ、従来のマイクロフォーカスX線CT装置では、
年輪幅の測定には適切ではありませんでした。
そこで、奈良文化財研究所の大河内さんをはじめとする方々のたいへんな努力によって、
年輪幅測定に適した測定技術が開発され、これを応用した
特注のマイクロフォーカスX線CT装置の運用がはじめられました。


。。。で、実際使っているところを見せていただく機会を得ました。
箱の中に木彫像を入れて、パソコンを利用して計測すると
数分のうちに年輪がモニタ上にうつしだされるわけです。
ほんと、たまげました。(なんてチープな言いまわしだ。)
これを使えば資料を加工しなくても、測定できるんですから。
測定が可能となる資料も、格段に増えるのでしょう。

e0024206_1634433.jpge0024206_16345341.jpg








今後の課題は、水分を含んだ木材の計測の精度向上と、
保存処理方法の年輪断面撮影への影響だそうです。

それから、この研究成果を発表した文献(埋蔵文化財ニュース)に、以下の記載がありました。

「当研究所は、寺院や神社などの文化財所有者、大学・博物館・美術館・歴史資料館などの文化財調査研究機関、都道府県や市町村の文化財関連部署・財団法人・独立行政法人などの公的な機関から依頼があった場合には、本ニュースで紹介した非破壊年輪年代測定法の技術を用いた木造文化財の調査研究の協力させていただく用意があります」

がんばっていただきたいっす。

この測定方法について、詳しいことは、
光谷拓実・大河内隆之『埋蔵文化財ニュース -マイクロフォーカスX線CT装置を用いた木造文化財の非破壊年輪年代測定-』第118号 独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所 埋蔵文化財センター にて掲載されています。

また、この装置に関する記事と写真の掲載は、関係者の方に了解をいただいています。
(やまひろ)
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by hrs-blog | 2005-12-24 16:54 | 研究のこと

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