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考古学に携わる日々を綴るブログ


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3次元大介

多摩の山中はさぶい(寒い)。

昨年調査のお手伝いをした沖縄県久米島にある具志川城跡の測量データをいじってます。
次回の調査で測量したいところが見えてきます。
3次元大介_e0024206_212524100.jpg

具志川城跡の地形の2.5次元のアニメーションを遊びでつくってみました。
http://www.abc-proj.jp/data/gis/gushikawa.wmv

以前の3Dスキャンと比べると明らかに見劣りします。
だけど、測量目的は,城の地形の概要把握で,
使ったのはトータルステーション1台、作業人員2名、測量作業日数約3日、
これくらいなら元は取れてる?

---
コメントいただいて,思慮に欠ける記事だったことに気づかせてもらったので,
スゴクかっちょ悪い風味の追記(20060424 AM02:00)

今回の遺跡の測量調査は,まずは足で踏みしめてその地形を触り,その特徴を捉えることを目的としました。その結果,基壇の前の地形の微妙な凹みや草木に隠れていた方形の囲みを確認し,図化しました。小さな図なので見えにくいとは思いますが,大事だと思ったところは重点的に測量しています。

またこの測量調査は,単体で終わるのではなく,発掘調査や今後実施したいなぁと思っている探査調査と密接にリンクしています。自分の感覚で確認した地形と作成した測量図から,次の計画を練っていくのです。

そういう意味でも「研究者の視点」は,遺跡の測量調査には不可欠です。
研究者の視点の無い測量は,目的が初めに明確でないデータベースの構築(そんなもの無いはずだけど)と同様,「骨折り損の草臥(くたび)れ儲(もう)け」になってしまいます。
---


三月末に参加した日本情報考古学会で、
泉拓良先生(泉2006)が以下の一文を引用されていました。
「所詮三「ダイメンション」を有する品物は、矢張り三「ダイメンション」のものを以ってしなければ、其の眞の性質を傳へることは困難である」(濱田耕作1930『考古学関係資料模型目録』)

遺跡も遺物同様3次元を有するので、3次元の視点で考えていければなぁと思います。その一方で3次元の品物を,可能な限りの情報を有する2次元の平面へ変換することも目の前にある課題であります。

*泉拓良2006「GISと情報考古学」『日本情報考古学会講演論文集(第21回大会)』日本情報考古学会

(やまひろ)
by hrs-blog | 2006-04-22 21:37 | 具志川城跡調査のこと

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