考古学に携わる日々を綴るブログ


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遺跡GIS

e0024206_21204769.jpg
ここ最近、青森県に所在する十三湊遺跡に関係することをしています。

上に掲げた図は、その一環のものです。
ピンクの部分が調査区です。

十三湊遺跡は、2005年11月までに158地点(次)の発掘調査が実施されてきました。
これまでの調査で、膨大な資料(時空間情報)を得てきました。
それら資料を用いた優れた研究も着実に積み重ねられています。

今後も調査や研究は継続され、蓄積される時空間情報は質・量ともにさらに増していきます。


ふと、蓄積されていく情報を十分に有効活用するには、これまでとは異なる情報管理・運用の仕掛けが必要になってくるのではないかと思いました。

たとえば、調査に長年携わっている方であれば、それらの情報を元に脳内で遺跡の全体像を描くことはできるかもしれませんが、調査とはかかわりの無い方にはなかなかむつかしいのではないか。つまり、何処に何がどれだけあり、どんな空間的な関係にあるかを把握することが次第に困難さをともなうようになるのではないか、と思いました。

そこで、遺跡の時空間情報を操作する技術基盤としてGISを利用することを試みることにしました。

GISを利用した遺跡の時空間情報の操作には、いくつかの利点があります。
たとえば、

1.調査次数(遺跡・発掘調査区)に限定されず、シームレスに対象とする空間全体の様相を容易に一覧することができる。
2.3次元座標で記録した遺物の出土位置や遺構の形状などのデジタルデータをそのまま扱うことができる。
3.調査で明らかになった往時の遺構面からその時期の空間をシミュレーションすることができる。
4.様々な組合せの定量的な分析から、今まで想定もしてこなかったような革新的な知見(イノベーション)を得る可能性が発生する。

などなど。

今回は、中世の湊を対象に実践してますが、方法としてはどの地域や時代でも適用できます。
だから、自分の研究にもこの試行錯誤の経験が活きてくる。


ただし一般に、現在使うことのできるデータ元は、そのほとんどが報告書ベースでアナログデータ。なので、デジタル(調査時)→アナログ(報告書)→デジタル(GISデータ化)という2度手間になることがしばしばです。(報告書作成段階ではイラストレイターとかを使ってデジタルトレースすることも増えてるけど。)


大学の研究室の調査も、単年度で終了する調査よりも複数年度にわたる調査が多いかと思います。従来の調査報告書の作成と並行して、今後はGISを使った時空間情報の管理・解析の一般化する方向に行けばなぁ、なんて。。
(やまひろ)
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by hrs-blog | 2006-10-12 21:22 | 研究のこと

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