考古学に携わる日々を綴るブログ


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カテゴリ:研究のこと( 434 )

4月から

昨年末,奇跡的に日本学術振興会特別研究員PDの採用が内定し,
来年度の身の振り方が決まりました003.gif

「特別研究員」制度は優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し、研究奨励金を支給する制度です。
特別研究員制度の概要より(http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_gaiyo.htm)

日々,みなさまに賜りました御指導・御助言のおかげで,この道をもう少し歩むことができます。
期間は最長3年間。
受入機関は,国際日本文化研究センターです。
今以上に,しっかりがんぱります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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by hrs-blog | 2011-02-25 22:24 | 研究のこと

象鼻山古墳群シンポジウムの御案内

僕が初めて発掘調査に携わった遺跡,それは象鼻山古墳群です。
あの1年生の夏の経験は,今でも強烈に覚えていて,まぎれもなく僕の体の一部になっています。

その象鼻山古墳群でシンポジウムが開催されます。

【シンポジウムテーマ】
邪馬台国時代の象鼻山―古墳出現の背景を探る―

【趣旨】

平成16年度から平成19年度にかけて実施した発掘調査の結果、象鼻山古墳群を弥生時代から古墳時代への社会変化を造墓から考えることができる重要な遺跡として再評価し、その上で保護と活用を図ることが求められています。

また、養老町教育委員会では、象鼻山古墳群全体の性格を明らかにするため、平成22年度7月から平成23年1月にかけて発掘調査を進めており、この遺跡が1号墳を例外として、西暦2世紀後半頃に一斉に計画的な造墓を進めたものであることを明らかにしてきました。

本シンポジウムでは、倭国大乱と呼ばれる時期を経た日本が、邪馬台国や狗奴国などさらなる大国を生み出そうとしている時代の中で、象鼻山古墳群がどのような役割を果たしたかを議論します。そして、象鼻山古墳群のもつ意義を共有し、その保存や活用の実現に向けての課題を整理します。

【開催日】
2011年2月11日(金・祝)

【時間】
13:00~16:45(開場12:30)

【会場】
養老町民会館、岐阜県養老郡養老町石畑(駐車場有り)

※ 参加無料・予約不要

【プログラム】

13:00~13:15
〈開会挨拶〉

13:15~13:45 
〈基調報告〉
中島和哉(養老町教育委員会学芸員)
「邪馬台国時代の養老町-象鼻山古墳群と日吉遺跡の調査成果を中心に」

13:45~15:15 
〈討論前半・冒頭発言〉
石野博信(香芝市二上山博物館館長、兵庫県立考古博物館館長)
「邪馬台国と象鼻山」

赤塚次郎(NPO法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク理事長、愛知県埋蔵文化財センター副センター長)
「象鼻山が語る狗奴国の風景」

 宇野隆夫(国際日本文化研究センター教授)
「天地思想と象鼻山」 

15:15~15:30
休憩(象鼻山太鼓演奏)

15:30~16:30 
〈討論後半〉
石野博信・宇野隆夫・赤塚次郎・中島和哉
<テーマ>
・象鼻山古墳群はなぜ造られたのか
・象鼻山古墳群を造った人々は誰なのか 
・象鼻山古墳群はいつ役割を終えたか
・邪馬台国時代とは
・象鼻山は今後どうあるべきか

16:30~16:40
〈質疑応答〉     

16:40~16:45
〈閉会挨拶〉

詳しくは,岐阜県養老町の歴史文化資源で。
http://www.tagizou.com/main/news/zoubisinpo.html
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by hrs-blog | 2011-01-19 23:37 | 研究のこと

シンポジウム「茨城中世考古学の最前線-編年と基準資料-」

シンポジウム「茨城中世考古学の最前線-編年と基準資料-」の御案内をいただきました。

【開催日時】
平成23年1月29日(土) 13時00分~16時30分
                    30日(日)  8時55分~15時30分

【場所】
茨城県立歴史館(水戸市)講堂

詳細は,茨城県考古学協会の公式ブログをご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/takepon1017/
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by hrs-blog | 2011-01-06 21:50 | 研究のこと

Photoshopなどの代わりになりそうなソフト

AdobeのPhotoshopやIllustratorを使いたいけど,高くて買えないって方は多いと思います。
僕もその1人。

で,代わりになりそうなソフトを紹介してくれているサイトがありました。
http://kachibito.net/software/5-free-adobe-like-tools.html

一度お試しあれ。
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by hrs-blog | 2011-01-06 21:39 | 研究のこと

第12回播磨考古学研究集会「大型古墳からみた播磨」

研究会案内のお便りをいただいたので、お知らせします。

第12回播磨考古学研究集会「大型古墳からみた播磨」
http://int-arc.net/harimasite/yokoku.html

発表題目は以下のとおり。

「玉丘古墳と玉丘古墳群」
「壇場山古墳と壇場山古墳群」
「行者塚古墳と西条古墳群」
「五色塚古墳」
「播磨の大型古墳と畿内政権」

2011年1月23日9時30分から。
姫路市教育会館3階ヤイレスポホールで。

当日は、
第11回の記録集『石器からみた弥生時代の播磨』(予価1000円)が販売開始だそうです。
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by hrs-blog | 2011-01-05 20:27 | 研究のこと

文化遺産国際セミナーで講演しました。

たまには自分の近況をば。

先日は,
ユネスコ・ACCU奈良 文化遺産国際セミナー2010 
「モンゴルの考古学 最新の遺跡調査事情」で講演をしました。
e0024206_22301773.jpg

僕のお題は,「デジタル技術が拓くモンゴル文化遺産の未来」。
最近実施しているモンゴル国文化遺産のデジタルドキュメンテーション計画について,
お話しました。

来場者の方々にお見せしたい写真が成果物が色々あったので,
どれにするのか選ぶのに難儀しました。
紙芝居ができあがったのは,その日の朝(大汗)。

写真のとおり満員御礼とはいきませんでしたが,
与えてくださった時間をフルに使って,
調査の様子を来場者の皆さんにできるだけ分かりやすくお伝えしようと努めました。
最後のほうで,ちょっとした笑いがとれた。その点だけはまずまずかな。

とりあえず,こんな感じで,それなりに活動しています。

それにしても,
ACCUのN所長や奈良大学のS先生みたいに,
内容だけでなく"お話"も上手くなりたいと改めて思ったセミナーでした。
いやはや道は険しいなあ。
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by hrs-blog | 2010-12-15 22:45 | 研究のこと

近江貝塚研究会第206回12月例会の御案内

研究会の御案内です。
植物遺存体の報告資料の利用方法など,色々考えなう。

---------ここから。
・第206回12月例会の日程のご案内です。第2報告について、事務局の不手際で調整未了でしたが成功!改めてご案内します。
・懇親会(会費3000円前後)もございますので、親交拡大にご活用下さい。
・インフルエンザの流行などに伴い、行政指導により急遽中止になることもあり得ます。

・来年1月以降の例会予定日は以下の通りですので、カレンダーにご記入ください(変更することもあり得ます)。
207回 1/22(動物考古学特集)
208回 調整中(土偶の機能用途論ほか)
209回 3/12(残存デンプン研究ほか) 
------------------------------------------------------------------------------------------
■日時:12月18日(土)午後1:30~午後6:00  
■場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室
    http://www3.ocn.ne.jp/~shiga-mc/chizu-access.htm

■例会  
報告1 青山 航  「高山寺貝塚再考」

(要旨) 
本発表では、和歌山県田辺市に所在する高山寺貝塚の形成時期を縄文土器から再検討する。

高山寺貝塚の縄文土器は、高山寺式土器と、同時期の他型式の土器が少量出土する、高山寺式期の単純遺跡とこれまで考えられてきた感が強い。

しかし、今回土器資料を再検討する中で、高山寺式土器と時期差を示す可能性のある山形紋土器が存在した。
これらの土器が時期差を示すのか否かを検討し、高山寺貝塚の形成時期を再考していきたい。

なお本発表では、龍谷大学が1965年に発掘した高山寺3号貝塚の資料紹介を含め発表を進めて行きたい。( 龍谷大学大学院修士課程1回)


報告2 中沢 道彦 「縄文時代遺跡出土栽培種植物種子の検証」

縄文時代遺跡出土栽培種植物存在の根拠の検証を行い、今日的に縄文農耕論を考える。

縄文時代が狩猟、漁撈、採集による採集経済、弥生時代が水稲耕作を主とする食糧生産経済とする今日定説の枠組は山内清男1932・1933「日本遠古之文化」『ドルメン』にはじまる。

当時、農耕、牧畜を経済基盤とする西欧新石器時代に対比されるべき日本列島の縄文時代を「農耕を欠く新石器時代」に性格づけた点はオリジナルだが、その背景には有名な北米インディアンモデルの他、当時の遺跡出土植物遺存体データ、山内の縄文時代の短期編年観、地理的環境で西欧でも農耕の伝播が遅れる北欧や島国英国モデル、日本列島のほとんどの栽培種植物が大陸起源とする当時の植物学の最先端の研究成果などがあった。

これに対する縄文農耕論は、農耕をもつ西欧新石器時代観によるもの、大遺跡の成立背景を農耕に求めたもの、民族調査に基づく仮説など論点は多様であるが、縄文時代の植物栽培存否の議論の過程で学問を大いに進めてきた。

山内による枠組みが今日でも大きく揺るがないにしても、その学問の前提が80年以上の歳月の中で動いている部分もある。人が何らかの手を加えた管理された植物の存在は否定できない。

酒詰仲男1956「日本原始農耕試論」『考古学雑誌』の目線は今日的に学ぶ必要がある。ただ、平成時代に確実視された縄文時代の栽培種植物の根拠に問題があるものもある。縄文時代遺跡出土栽培種植物種子の検証を行い、議論の定点を求めたい。
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by hrs-blog | 2010-12-04 21:36 | 研究のこと

明大&阪大の考古学・古代史大学院生研究交流プログラム

来週の土日に大阪で開催される研究交流会のお知らせです。
いくつか面白そうなテーマがありますね。
スケジュールを調整しよう。

---------------------ここから。
【明治大学と大阪大学との考古学・古代史大学院生研究交流プログラム】のご案内

〔趣旨〕
近年、大学院教育の実質化が求められ、各大学で多彩な取り組みが展開されています。しかし、その多くが各大学内の活動となっており、大学院生が研究を進める過程では、他大学との研究交流の実践をとおして、大いに刺戟を相互に与え/受けて、研究能力の向上に資することも必須です。そこで、今般、大阪大学大学院文学研究科考古学専修・日本史専修の多大なご理解・ご協力を頂いて、明治大学大学院日本史専修・考古学専修と共同で研究交流の開催が実現しました。
一般公開で開催しますので、ご自由にご参加ください。

〔日時〕 2010年12月11日(土)~12日(日)
〔会場〕 大阪大学 豊中キャンパス 文学研究科美学棟1階 B13

〔日程〕
12月11日(土)
13:00-13:10 開会挨拶・趣旨説明 吉村武彦(明治大学大学院長)
13:10-13:40 (1) 志村 佳名子(明治大学D3) 「古代朝政形態試論」
13:40-13:50 (質疑)
13:50-14:20 (2) 石坂 佳美(明治大学D3) 「古記録にみえる身分秩序」
14:20-14:30 (質疑)
14:30-14:50 休憩
14:50-15:20 (3) 須永 忍(明治大学D2) 「古代田辺氏の存在形態について」
15:20-15:30 (質疑)
15:30-16:00 (4) 奥村 茂輝(大阪大学D3) 「渤海上京龍泉府と平城宮東院」
16:00-16:10 (質疑)
16:10-16:40 (5) 柳沢 菜々(大阪大学D1) 「園池司の廃止からみた供御供給体制の再編」
16:40-16:50 (質疑)
16:50-17:00 休憩
17:00-17:30 (6) 加藤 友康(明治大学特任教授) 「平安時代の古記録と日記文学 ―記主の筆録意識と筆録された情報―」
17:30-17:40 (質疑)
18:30-20:30 懇親会

12月12日(日) 
10:00-10:05 第二日挨拶 
10:05-10:35 (7) 大坂 拓 (明治大学D3) 「本州島東北部における類遠賀川系土器の様相」
10:35-10:45 (質疑)
10:45-11:15 (8) 石川 日出志(明治大学教授) 「東日本弥生時代中期の青銅祭器と模倣石製祭器」
11:15-11:25 (質疑)
11:25-11:55 (9) 寺前 直人(大阪大学助手) 「宝塚市長尾山古墳の2010年度調査成果」
11:55-12:05 (質疑)
(12:05-13:00) 昼食
13:00-13:30 (10) 鶴見 諒平 (明治大学M1) 「常陸の横穴式石室」
13:30-13:40 (質疑)
13:40-14:10 (11) 中久保 辰夫(大阪大学D3) 「4・5世紀における近畿地域の集落動態と渡来人」
14:10-14:20 (質疑) 
14:20-14:25 閉会挨拶 福永伸哉(大阪大学教授)

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by hrs-blog | 2010-12-03 18:39 | 研究のこと

石川日出志2010『農耕社会の成立』岩波書店

明日この本を買います。

----------
農耕社会の成立〈シリーズ 日本古代史 1〉 (岩波新書)
石川 日出志
岩波書店
売り上げランキング: 4423
おすすめ度の平均: 4.0
4 「複線」の視点

----------
ボクのテキスト群の1冊になると思います。
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by hrs-blog | 2010-10-28 21:12 | 研究のこと

墳墓堂研究会「古代・中世の墳墓堂を考える」の御案内

いやー...最近まったくまともな記事を書けておりません。
余裕を持てるよう,がんぱります。

研究会の案内をいただいたので,転載いたします。
古代・中世の葬送墓制の検討から,
いったいどのようなことが浮かび上がるのでしょうか。

山形はこの時期,何がおいしいかなー。
------------------------------------
「古代・中世の墳墓堂を考える」
平成22年10月1日
期日 : 平成22年12月5日(日)9:30~16:00
場所 : 山形県立博物館 講堂
(山形県山形市霞城町1 番8号TEL 023(645)1111)
主催 : 中世葬送墓制研究会
後援 : 山形県立博物館、東北中世考古学会

日程
9:30~ 9:40 開会と日程説明 山口博之(山形県立博物館)
9:40~10:00 研究会の趣旨説明 狭川真一((財)元興寺文化財研究所)
10:00~11:30 「文献に見る墳墓堂」 勝田 至(芦屋大学講師)
11:30~12:10 「中尊寺金色堂」 吉田 歓(米沢女子短期大学)

12:10~13:00 昼 食

13:00~13:40 「東北の墳墓堂」 山口博之(山形県立博物館)
13:40~14:20 「関東の墳墓堂」 齋藤 弘(栃木県立学悠館高等学校)
14:20~15:00 「鎌倉の墳墓堂」 鈴木弘太(岩手県一関市教育委員会)

15:00~15:10 休 憩

15:10~16:00 討論 司会:大澤伸啓(栃木県足利市教育委員会)

※主催の中世葬送墓制研究会は、科学研究費「日本中世の葬送墓制に関する発展的研究」
(研究代表者 狭川真一/課題番号21320152)の一部で実施しています。

※参加申し込みは不要で参加費も無料ですが、12月5日のお弁当が必要な方は下記ま
でお申し込み下さい(500円)。会場周辺に食堂などは少ないです。

※中世葬送墓制研究会山形事務局hunbodou@yahoo.co.jp
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by hrs-blog | 2010-10-07 22:16 | 研究のこと

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