平城京一三〇〇年「全検証」―奈良の都を木簡からよみ解く

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渡辺 晃宏
柏書房

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本を開くと。。




本文の上下には欄が設けてあり，そこには読者の理解に役立つ工夫が施されています。
上欄には本文で触れているモノやコトに関係のある場所が示されていて，
下欄には関連する写真や図面が散りばめられています。

松岡正剛さん（編集工学研究所所長）の帯も素敵です。


木簡も文献資料も読めない僕が，どうして木簡研究の本を読むかというと，
単純に掲げられているテーマに興味があるということもありますが，
それとは別に
どのような方法で研究されているのか，
そしてどのように社会に還元できるのか，
知りたいからなんです。

なぜか。
それは，自分とは異なる学問分野の人と共同研究をする機会に恵まれた時，
ある程度，その人の学問分野のことを分かっておいたほうが，
もっとおもしろい研究ができそうだから。