考古学に携わる日々を綴るブログ
by hrs-blog
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
最新の記事
カラコルムなう。 |
at 2014-05-01 23:46 |
防災遺産・被災文化財などの参.. |
at 2012-12-16 23:45 |
レクチャー「ウズベキスタンに.. |
at 2012-12-13 22:53 |
じんもんこん2011で発表 |
at 2011-12-10 22:28 |
おおいた石造文化研究会 平成.. |
at 2011-12-03 01:46 |
カテゴリ
全体はじめに
自己紹介
日々の彼是
研究のこと
ABCpjのこと
考古学研究室のこと
福島城跡調査のこと
白主土城調査のこと
Dabussya調査のこと
具志川城跡調査のこと
Ulaan kherem調査のこと
Archaeo-GIS Workshop
ウラジオストック留学中のこと
宇江城城跡調査のこと
神津島実験のこと
チントルゴイ城址調査のこと
モンゴル文化遺産調査のこと
白山平泉寺のこと
北の国から~旧石器研究修行
考古学 with GIS
小道具的なもの
つぶやき
新刊紹介
読みたい本
未分類
以前の記事
2014年 05月2012年 12月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
タグ
研究会案内 考古学 本・雑誌 飲む食べる GISの利用 風土 時空間情報アーカイブ 博物館・資料館情報 つぶやき デジタルドキュメンテーション最新のトラックバック
遺跡GIS
上に掲げた図は、その一環のものです。
ピンクの部分が調査区です。
十三湊遺跡は、2005年11月までに158地点(次)の発掘調査が実施されてきました。
これまでの調査で、膨大な資料(時空間情報)を得てきました。
それら資料を用いた優れた研究も着実に積み重ねられています。
今後も調査や研究は継続され、蓄積される時空間情報は質・量ともにさらに増していきます。
ふと、蓄積されていく情報を十分に有効活用するには、これまでとは異なる情報管理・運用の仕掛けが必要になってくるのではないかと思いました。
たとえば、調査に長年携わっている方であれば、それらの情報を元に脳内で遺跡の全体像を描くことはできるかもしれませんが、調査とはかかわりの無い方にはなかなかむつかしいのではないか。つまり、何処に何がどれだけあり、どんな空間的な関係にあるかを把握することが次第に困難さをともなうようになるのではないか、と思いました。
そこで、遺跡の時空間情報を操作する技術基盤としてGISを利用することを試みることにしました。
GISを利用した遺跡の時空間情報の操作には、いくつかの利点があります。
たとえば、
1.調査次数(遺跡・発掘調査区)に限定されず、シームレスに対象とする空間全体の様相を容易に一覧することができる。
2.3次元座標で記録した遺物の出土位置や遺構の形状などのデジタルデータをそのまま扱うことができる。
3.調査で明らかになった往時の遺構面からその時期の空間をシミュレーションすることができる。
4.様々な組合せの定量的な分析から、今まで想定もしてこなかったような革新的な知見(イノベーション)を得る可能性が発生する。
などなど。
今回は、中世の湊を対象に実践してますが、方法としてはどの地域や時代でも適用できます。
だから、自分の研究にもこの試行錯誤の経験が活きてくる。
ただし一般に、現在使うことのできるデータ元は、そのほとんどが報告書ベースでアナログデータ。なので、デジタル(調査時)→アナログ(報告書)→デジタル(GISデータ化)という2度手間になることがしばしばです。(報告書作成段階ではイラストレイターとかを使ってデジタルトレースすることも増えてるけど。)
大学の研究室の調査も、単年度で終了する調査よりも複数年度にわたる調査が多いかと思います。従来の調査報告書の作成と並行して、今後はGISを使った時空間情報の管理・解析の一般化する方向に行けばなぁ、なんて。。
(やまひろ)
by hrs-blog
| 2006-10-12 21:22
| 研究のこと
検索
ライフログ
フォロー中のブログ
marginBlog研究所日誌
アコの後思案
研究室の窓
考古学専攻娘in英国
Dvaravati と ...
知的考古学空間
ねむろHistory&N...
Web link
カイエ
ものろぐ
耕古ログ
pensie_log
浮神ねっと
考える野帖
日々を旅する
私的な考古学
Hakusan_bira
寧楽の手向に
直感の考古学
縄文学研究室
シカンで考古学
第2考古学宣言
古都の片隅で…
考古学フォーラム
厚沢部文化日誌
学芸員の小部屋
小田中直樹ネタ帳
考古学的言説空間
ミナガワマサキの記すこと
江戸時代研究の休み時間
Archaeo-GIS Workshop
愛知県埋蔵文化財センター
へぼ考古学徒の考古学日誌
Ancient Botanical Garden
さわらびYの歴史・民俗・考古探索ノート
歴史大好き考古学徒の日記
GLOBALBASE PROJECT
富山大学考古学研究室写真ブログ
にほんブログ村
ものろぐ
耕古ログ
pensie_log
浮神ねっと
考える野帖
日々を旅する
私的な考古学
Hakusan_bira
寧楽の手向に
直感の考古学
縄文学研究室
シカンで考古学
第2考古学宣言
古都の片隅で…
考古学フォーラム
厚沢部文化日誌
学芸員の小部屋
小田中直樹ネタ帳
考古学的言説空間
ミナガワマサキの記すこと
江戸時代研究の休み時間
Archaeo-GIS Workshop
愛知県埋蔵文化財センター
へぼ考古学徒の考古学日誌
Ancient Botanical Garden
さわらびYの歴史・民俗・考古探索ノート
歴史大好き考古学徒の日記
GLOBALBASE PROJECT
富山大学考古学研究室写真ブログ
にほんブログ村